DCI日本・子どもの権利条約日本・CRC日本・報告書をつくる会

北朝鮮・赤軍派テロリストとの関係

左翼の反体制活動、勉強会 2014年9月


公開:2016年5月20日、修正:2017年4月6日

1.左翼について

2.福田雅章代表と北朝鮮や赤軍派テロリスト(勉強会2014年9月)

3.DCI日本・子どもの権利条約日本・CRC日本の問題

 

注:2016年度、DCI日本は、名称を「子どもの権利条約日本、CRC日本」に変更しました。

1.左翼について

  DCI日本・子どもの権利条約日本・CRC日本の問題ですが、歴史的に古い北朝鮮との問題から取り上げます。

 

 中国(中華人民共和国)や北朝鮮(北朝鮮民主主義人民共和国)は、共産主義の国です。共産主義や共産主義者の事を、「左翼」や「アカ」と呼びます。中国・韓国・北朝鮮の反日勢力も、左翼がメインになっています。日本には、左翼活動家が沢山います。彼らは、人権活動や平和活動など市民活動を隠れ蓑にして、日本で反体制活動を行なっています。

2.福田雅章代表と北朝鮮や赤軍派テロリスト(勉強会2014年9月)

 2014年9月6日に行われた「我が子に会いたい親の会」の児相問題等の勉強会において、DCI日本の福田代表が、

 

「世間からの激しいバッシングにも負けず、よど号グループの子供たちを帰国させる為に頑張った」

 

と、自慢しました。ほとんどの参加者が年齢的に「よど号」を知らないはずです。福田代表の話を聞いて「さすが福田代表だ、人道的に立派な行いをした」と感心したはずです。しかし、本当に立派な行為なのでしょうか?

 

よど号ハイジャック事件(Wikipedia)

よど号グループ(Wikipedia)

 

 1970年3月31日、東京発福岡行きの日本航空351便(B-727・愛称「よど号」)が赤軍派テロリスト9人にハイジャックされ、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)行きを要求されました。日本初のハイジャック事件で、犯人たちは「よど号グループ」と呼ばれています。日本政府は人道主義により、犯人の要求に従う事を決定しました。乗客122名と客室乗務員4名は福岡と韓国ソウルで順次解放され、運輸政務次官1名が人質の身代わりとして搭乗し、運航乗務員3名と共に北朝鮮へ向かいました。4月3日に北朝鮮・美林飛行場に到着し、犯人9名は亡命しました。

 

 その後、よど号グループは、北朝鮮で日本人妻と結婚し、「北朝鮮による日本人拉致」に協力しました。

 

赤軍派(略称)、共産主義者同盟赤軍派(Wikipedia)

 

 よど号ハイジャック犯たちが属した左翼テロ組織です。日本赤軍や連合赤軍の母体となりました。1969年に結成。世界革命戦争を掲げて、「大阪戦争」や「東京戦争」と称して交番や警察署の襲撃を繰り返しました。首相官邸襲撃の軍事訓練をする為、山梨県塩山市(現:甲州市)の大菩薩峠に結集し、53人が逮捕されました(大菩薩峠事件)。

 

日本赤軍(Wikipedia)

日本赤軍事件(Wikipedia)日本赤軍が行なった数々の無差別テロ

 

 よど号グループと同じ赤軍派のメンバーが、中東に渡り結成した国際テロ組織。1970年代から1980年代にかけて、イスラエル・テルアビブ空港乱射事件(死者26名・負傷者73名・犯人3名中2名が死亡)をはじめ、数々のテロを繰り返しました。世界中のテロ組織に大きな影響を与えました。

 

連合赤軍(Wikipedia)

 

 よど号グループと同じく、赤軍派を母体とする左翼テロ組織。山岳ベース事件(死者12名)と、浅間山荘事件という重大な事件を起こしました。浅間山荘事件は、何度も映画やテレビ番組になりましたから、若い方もご存知でしょう。

映画:「突入せよ! あさま山荘事件」2002年、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」2008年、他

 

北朝鮮への帰国事業(Wikipedia)

 

 1950年代から1984年にかけて、「北朝鮮が素晴らしい国だから帰国しよう」というプロパガンダにより、在日朝鮮人とその家族が北朝鮮に帰国・移住しました。93,340人が北朝鮮へ渡り、そのうち少なくとも6,839人は日本人の妻や子といった日本国籍保持者でした。北朝鮮は、政治的に独裁体制で自由がない生活ですし、生活水準も日本よりかなり低いです。日本からの帰国者は、身分制度で立場を低くされた為、生活は非常に苦しくなりました。体制や生活に不満を抱いても日本へ戻る事は許されず、強制収容所に送られて亡くなった人が多くいました(特に日本人が多かった)。

 

北朝鮮による日本人拉致問題(Wikipedia)

特定失踪者問題調査会(Wikipedia)

 

 今も横田めぐみさんをはじめ多くの被害者が未解決のままです。福田代表は、日本人拉致被害者の為ではなく、北朝鮮の為に、拉致被害者家族が求めた北朝鮮への制裁(経済封鎖)に反対しました。

 

 被害者として政府が認定したのは、中学生で拉致された横田めぐみさんなど17人だけです。しかし、それ以外に、北朝鮮による拉致が疑われる特定失踪者が約700名います。(特定失踪者調査会の独自リスト総数が約470名、警察発表公開リストのうち調査会に家族から届け出がない人が約230名、合計約700名)。

 

 2002年小泉政権の時、北朝鮮の拉致被害者のうち、5人が帰国しました。それ以前は、左翼政党の社会党(現・社民党)や共産党が、「北朝鮮は紳士的な国であり、日本人拉致はありえない」と強く主張していました。警察、海上保安庁、マスコミ、世論が、拉致問題を無視してきました。ただし、警察官や新聞記者が黙殺したのではなく、日本政府・左翼政党・左翼活動家などがコントロールしていたのです。

 

よど号グループの子供(Wikipedia - よど号グループ)

 

「我が子に会いたい親の会」の勉強会で、DCI日本の福田代表が頑張ったと話したのが、この活動です。

 

 2001年から2009年に、よど号グループの子供20人について、北朝鮮から日本への帰国が行われました。その多くは20歳以上でした。日本人拉致被害者や、帰国事業の日本人の問題が何も解決しないのに、自らの意思で北朝鮮に亡命したテロリストの子供を、なぜ日本に帰国させるのか!という意見が強く出ました。また、子供たちは北朝鮮で生まれ育ったので、「北朝鮮の工作員として育てられたのでは?」とか、「北朝鮮の工作員が子供に成りすまして入国してくるのでは?」という理由で反対した人も多かったのです。

3.DCI日本・子どもの権利条約日本・CRC日本の問題

(1) よど号グループは、北朝鮮に亡命(移住)する為に、ハイジャックを行いました。彼らは北朝鮮に亡命後、結婚して子供を作りました。子供をどこに住まわせるかは親権の範囲です。なぜ、日本へ帰国させるのでしょうか。

 

(2) よど号グループの子供が、圧政が続く北朝鮮から日本へ移住(脱北・亡命)したいと言うのなら、人道的に考えて支援しても良いと思います。ただし、それ以上に、日本人拉致被害者や、帰国事業で北朝鮮に渡った日本人の帰国の為に活動するべきです。なぜ、何もしないのでしょうか。

 

(3) 福田代表の問題は、北朝鮮や左翼テロ組織に協力する行動なのか?という事です。

 

(4) 団体としても、北朝鮮の日本人拉致や帰国事業を取り上げていません。子供が含まれていたのに、なぜ活動しなかったのでしょうか。

 

●活動は誰の為?、活動の目的は?

 

 DCI日本・子どもの権利条約日本・CRC日本は、誰の為の組織でしょうか?、活動の理念は何でしょうか?。

 

 「我が子に会いたい親の会」や、「DCI日本・子どもの権利条約日本・CRC日本」に協力する人たちは、児童福祉や児相問題の為に協力するのです。それとも、子供の権利を隠れ蓑にして、福田代表のイデオロギーに賛同する人を集めているのでしょうか。

 

 運営委員の林文子氏のように「福田代表の為に」とか「福田代表を守る為に」と活動する事が、問題の原因にもなっています。それゆえに、「福田ファンクラブ」と揶揄されるのです。福田代表だけの問題ではなく、それを許してきたのか、賛同してきたのか、運営委員会の問題も考えるべきです。