晃華学園事件・児相問題

東京地裁・第4回報告会

2015年8月27日


公開:2016年5月9日、更新:2017年2月19日

1. 東京地裁.第4回口頭弁論.2015年8月27日(民事訴訟・第1審)

名称:教育課程実施義務等請求事件

事件番号:東京地方裁判所 平成26年(ワ)第18754号

日時:2015年(平成27年)8月27日(月)午前11時~

場所:東京地方裁判所 第606号法廷

 

担当:民事第44部合議1A係

裁判長:脇 博人

裁判官:斉藤 岳彦、大橋 勇也

書記官:沼田 千絵

 

原告:水岡 伶龍、水岡 不二雄

代理人:南出 喜久治

 

被告:学校法人 晃華学園、外3名

代理人:-

 

原告側は、水岡不二雄氏と南出喜久治弁護士が出席。

被告側は、晃華学園は欠席。代理人(弁護士)は、晃華学園の代理人、石上と田島の代理人、高階の代理人の3名が出席。

 

次回、第5回口頭弁論は、2015年10月26日(月)午前11時、東京地方裁判所 第803号法廷の予定。

 

注:さいたま地裁・行政訴訟の予定

第2回口頭弁論は、2015年10月14日(水)午後4時30分。報告会は行われません。

2. さいたま地裁.行政訴訟.第1回.2015年7月22日、意見陳述書.テキスト


平成27年(行ウ)第9号 児童養護施設入所処分取消等請求事件

原告 水岡伶龍 外1名

被告 国 外1名

意見陳述書

平成27年7月22日

さいたま地方裁判所第4民事部御中

 

 裁判長殿、意見陳述を行なうにあたりまして、まず一言申し上げたい点があります。裁判所は当初、期日前には陳述を許可できないとし、その後陳述内容についての問合わせが、裁判所書記官から私の代理人弁護士にあったそうです。通常、冒頭意見陳述は事前に認められ、その時間について協議するのみであり、このような事前チェックはないとのことです。するとこれは、「検閲」とはいえないでしょうか。本件訴訟において問題にされたくない点があるのでしょうか。裁判所には、本件の審理に当たり、公正・中立な裁判を求めたく存じます。

 

 被告国の行政機関である厚生省が「児童虐待」を問題にし始めたのは、政府第2次臨時行政調査会が発足し「赤字国債ゼロ」の行政改革を提起したと同じ1981年でした。我が国の児童虐待防止の制度は、当初から、「子供たちの利益」を騙って、その実、行政改革に抗う厚生省の省益確保のために展開してきたのです。

 

 その後厚労省は、児発第434号通知、『子ども虐待の手引き』はじめいくつもの、憲法、子どもの権利条約、国内法の数々を無視した通知・マニュアル類で、児相に違法公務を求めてきました。2000年に制定された児童虐待の防止に関する法律は、児童養護施設や学校等における暴行・虐待行為を不問に付して「保護者」のみに標的を絞り、他の法令との整合性もない欠陥法制でした。しかしこれに基づき厚労省は、児童相談所に、拘束した児童1名あたり「保護単価」を財政から支給し、その年度の「一時保護児童数実績見込」を課せられた児相は、司法の判断も仰がず、証拠もないまま次々と子供たちを「一時保護」していきました。 これは、我が国が国連に訴えている北朝鮮の拉致に等しい行為であり、全国の子育てをする親や出産を控えた家族に深刻な脅威を作り出しています。私は、このような日本の児童虐待政策が果して子どもの権利条約に適合しているか否か国際社会に判断してもらうため、海外に本部をもつ人権NGOと連携し、国連「子どもの権利委員会」に、この人権侵害を訴え出るべく、準備を進めています。

 

 わが最愛の子伶龍もまた、こうしたシステムの犠牲者の一人として、2013年5月1日、在籍している晃華学園小学校から所沢児相に「拉致」されました。

 

 伶龍と私は、深い親子の絆で結ばれています。毎夕私は伶龍と「♪伶とは一緒、パパとは一緒、パパと伶とは、いつも、いつも、ずっとずっと、一緒!」という歌を唄いながら、家路につきました。これは、3歳の時に伶龍が、父と子の愛を称えて、自分で作詞作曲したものです。

 

 晃華学園は、伶龍の2011年度の担任教諭が加えた暴行を隠蔽し、それに対する保護者の抗議に報復するため、児相に対し「虐待通告」を繰り返しました。晃華学園の通告が報復目的の虚偽であることは、学校側の通告時期が、数理統計学的に2千万分の1という絶対にありえない確率で発生したこと、学校側は、2012年以来、この通告を一切私に知らせなかったこと、などの事実から明らかです。

 

 所沢児相長の広瀬正幸と担当課長永井徹郎らは、こうした事実関係について全く調査せず、晃華学園の暴行は不問に付したまま、学校側主張を鵜呑みにして、伶龍の「一時保護」を強行しました。これは、児相が、学校による児童虐待を幇助したことを意味します。伶龍は、私から切り離された直後、児相収容所内でかなり暴れましたが、やがて沈静化したそうです。ここで、向精神薬が用いられた強い疑いがあります。児相は同時に面会の全面禁止をしましたが、児相長はこれを、児虐法に拠らない「指導」としてきました。この場合、行政手続法に則り任意性がありますが、私がこの指導に従う意思がないと明言したにも拘らず、所長広瀬は面会禁止措置を違法に続け、しかも現在に至るまで、私に対し、児虐法第4条ならびに11条が定める父子再統合に向けた指導を放棄しています。養育改善計画の提出を当方に要求しながら、これを受領すると2箇月も店晒しにし、当方からの請求でようやく回答した中身は、具体性が全くないものでした。所長広瀬は、伶龍を7箇月間にわたり収容所に拘禁したまま義務教育の学校に通わせず発達を遅滞させ、その後も無学籍の違法な就学を強いるという教育ネグレクト、そして近視の伶龍の眼鏡が壊れても裸眼のまま放置し弱視化の危険を作り出すという医療ネグレクトを敢行しました。東京都の児相で、収容児童の口に無理やり食事を押し込み、嘔吐・失禁に至らしめる、傷害罪に該当すべき深刻な虐待がなされた事実が報道されています。所沢児相も、この違法公務、職務怠慢そしてネグレクトの繰り返しからみて、その例外であるはずがありません。児童福祉の「専門的な知見」等は、ここに聊かも認めることができません。

 

 このような所沢児相が、「28条申立」を行ないました。これは、10箇月に及ぶ異例の長さの審理の末、施設措置の要件たる「虐待」も、「著しい」という要件も認定されないまま決定が出され、児相は、伶龍を不当にも、その場所も開示しない児童養護施設に措置し、それ自体が虐待とさえ国際人権NGOが呼ぶ特別権力関係施設での生活を長期にわたり強制しています。埼玉県はじめ全国各地で、このようにして、在職中に児童を施設措置し、施設の定員を充足させるに貢献した児相職員が、定年退職後、施設長等として天下りしています。これは、子供を犠牲にした、行政と社会福祉法人との不明朗な癒着にほかなりません。

 

 施設措置と違法な面会禁止によって、伶龍は人為的な「孤児」にされ、発達権も幸福追求権も奪われています。こうして18歳に至り措置解除になった児童が、退所後、ホームレスなど悲惨な人生を歩まざるを得なくなることは、各種調査が既に明らかにしています。所長広瀬には、無責任にも、伶龍のかけがえのない生涯をそのような苛酷な運命にさらす未必の故意が認められます。これは、国際的に指弾されるべき最大の人権侵害です。

 

 直ちに伶龍を措置解除し、最愛のわが子伶龍を、その長期的な発達と幸福追求権を保障する強い意思と能力がある親権者・監護権者の私の元に戻すことを求めます。


3. さいたま地裁.行政訴訟.第1回.2015年7月22日、意見陳述書.PDFファイル

上記、意見陳述書のPDFファイルです。(印刷用)

ダウンロード
意見陳述書(PDF.3頁.163kB)
k20150827-ikentinjutu.pdf
PDFファイル 162.9 KB

4. 第4回報告会.2015年8月27日

2015年8月27日(月)午前11時45分~、虎ノ門天徳ビル 4階会議室

水岡 不二雄(みずおか ふじお)氏、一橋大学経済研究科教授

南出 喜久治(みなみで きくじ)弁護士、児相問題等に取り組む京都の弁護士

 

 内容については、IWJの記事と動画を参照して下さい。

写真:南出弁護士
南出弁護士
写真:水岡不二雄氏
水岡不二雄氏

写真:南出弁護士
南出弁護士
写真:水岡不二雄氏
水岡不二雄氏

5. 第4回報告会.2015年8月27日.IWJ記事と映像

 IWJが、晃華学園事件を取り上げています。記事全文と映像全編は、有料になります。

 

2015/08/27 【児童相談所問題】晃華学園事件 第4回口頭弁論後の報告会(動画)

バナー:岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal
岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal

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