7. 妄言癖・アスペルガー・発達障害

報告会の感想(3)


公開:2018年11月25日、更新:2018年11月27日

 

感想10、妄言癖は虐待の兆候

感想11、アスペルガー・知能指数・支援教員

感想12、障害を受容できない親

感想13、養護教諭の日誌開示要求

 

注意:水岡不二雄氏と村上賢一郎氏に個人情報を教えたら、どのように悪用されるかわかりません。

 

 

 私のブログや、IWJの動画で、裁判の報告会の内容を知った人の反応です。児童相談所に子供を保護された親や、静岡のMさんを支えてきた親からも、同じような意見を頂きました。

 

感想10、妄言癖は虐待の兆候

 報告会で、「子供に妄言癖があった」と、原告と南出弁護士が話しました。ここから原告に否定的な意見が増えました。

 

「妄言癖があったら、まず虐待を疑わなければならない。子供は、親の機嫌を損ねたら虐待されるから、必死になって嘘をつくようになる」

 

「妄言癖が虐待のせいだとすると、父子家庭だから、虐待するのは父親しかいない」

2018年5月に起こった目黒虐待死事件の船戸結愛ちゃん(5歳)も、親の機嫌を損ねないように、必死になって「ちゃんとやります」とメッセージを書いていました。それと同じ事です。

 

「虐待ではないとすると、父親が妄言癖だったのか。子供は、親の姿を真似して育っていく。父親が妄言癖なら、裁判の主張も嘘という事になる」

 

「妄言癖が遺伝するのかよくわからない。子供の妄言癖が虐待ではなく遺伝だったら、父親も妄言癖だから、裁判の主張は信じられない」

 

 

感想11、アスペルガー・知能指数・支援教員

 報告会で、「子供はアスペルガー」と、原告と南出弁護士から話がありました。

 

「アスペルガーなどの発達障害児は、集団生活に適応できない子が多い。晃華学園は普通学級だから対応できないはず」

 

「発達障害児は、学校生活(集団生活)に適応できない。授業中に勝手な行動をしたり、他の子供の邪魔をしたり、問題行動を繰り返していたはず。そういう子供は、注意を聞かない、教師が怒鳴りつけても効果がない事もある」

「発達障害児は、思い通りにならないと、キレて激しく暴れたり、激しく泣き叫んだりする。子供に怪我をさせない為にも、身体を押さえつけたり、実力でやめさせるしかない事もある。それを暴行/体罰と言ってるのか」

 

「原告は、担任の暴行/体罰が繰り返されないように、学校が補助教員をいれたと言うが、本当は、原告の子供の為に、発達障害児の支援教員を配置したのではないか」

 

 発達障害児は、担任の説明だけでは理解できない子供も多いですし、授業中に自分勝手な行動をしてしまう子供も多いです。発達障害児が授業を受けられるように、他の子供の勉強の邪魔をしないように、支援教員を配置したのかもしれません。

 

 

感想12、障害を受容できない親

 アスペルガーと聞き、私が発達障害の話をした所、原告は「知的障害がないから発達障害ではない」とムキになって否定しました。非常な違和感を感じました。

 

「知的障害と発達障害は違うものなのに、ムキになって否定したのは、都合の悪い問題を隠しておきたいんだ」

 

 原告が児童相談所と面談を繰り返していたのは、発達障害児として、テストを受けたり、育て方を指導されていたのでしょうか。

 

 知的障害の場合、知能指数(IQ)が75以下なら、知的障害児の認定を受けられます。知的障害や発達障害の子供は、言語、記憶、心理のように、いくつもの分野ごとにテストを行ない、障害認定(区分や等級)が決まります。IQ70~79はグレーゾーンで、総合的に検討して判断されます。知的障害や発達障害を担当する役所は、児童相談所です。

 

 障害認定は、小学校入学時などに強制的に行われるものではありません。親が申請して受けるか、スクールカウンセラー等の指示で受けさせられます。現実の問題として、「自分の子供は障害児ではない」と、かたくなに拒む親がいます。軽度の障害であれば、普通学級に通わせる事はできますが、勉強が追いつかなくなり、集団生活にも適応できません。その場合、障害認定を受けて、特別支援学級や特別支援学校へ移籍する事になります。

 

「地元の公立校や、私立の進学校ではなく、晃華学園を選んだのは、子供が発達障害児として特別支援学級に入れられないようにする為では?」

 

 公立学校では、スクールカウンセラーや教師の判断で、発達障害のテストを受けさせられて、障害児コースへ移されます。軽度の発達障害児は、各小学校にある特別支援学級へ。障害が重くなると、特別支援学校(知的障害コース)に行く事になります。それを避ける為に、晃華学園を選んだのでしょうか。

 

「もし、知能指数が高い発達障害児(高機能自閉症、ギフテッド)だったら、学校にクレームをつけるのは筋違い。家庭教師を雇ってホームエデュケーションでも、ギフテッドの教育システムのあるアメリカへの移住でも、日本でギフテッドの教育システムを作るのでも、親が対処できる問題。彼には金も地位もあるんだから」

 

 知的障害のない発達障害児もいます。IQが80以上あっても、特定の分野で発達が遅れている子供もいます。いろいろな特性を持った子供がいます。例えば、計算能力は天才的でも、常識や社会のルールを理解できず、集団生活に適応できない子供もいます。有名人では、発明王エジソンが発達障害と言われています。学校生活に適応できず、母親が自宅で教育(ホームエデュケーション)して、発明王になりました。

 

 ちなみに、原告は奨学生としてアメリカ留学経験がありますから、父子で移住しても問題はないはずです。

 

 

感想13、養護教諭の日誌開示要求

「養護教諭の日誌を開示すれば、子供がどの程度の発達障害かわかるはず」

 

 学校としたら、生徒の個人情報ですから、勝手に公開する事はできません。しかし、原告が開示要求をしたのなら、公開すれば良いのではないでしょうか。もし、担任の暴行/体罰が記載されていたとしても、担任は責任を取って退職し、学校としても公式に謝罪した後ですから、構わないはず。