児童相談所問題の基本方針

活動を作ったMさんから教えてもらった事


公開:2018年11月22日、更新:20--年--月--日

 

・児童相談所は、子供の幸せの為に必要です。ただし、いろいろな問題が起きています。法制度や運用の見直し(改善)が必要です。
・児童相談所に敵対すれば、調査や家族再統合は行われなくなり、子供は戻ってこなくなります。
・敵対して騒ぐ人は、虐待親で子供を取り戻せる可能性がないから……そう考えた事がありますか?

 

 

1. Mさんの紹介

2. 児童相談所は必要だが見直しが必要

3. 子供が保護された場合、親に問題がある事が多い

4. 裁判か交渉か

5. 南出喜久治弁護士のスタンス

 

 

1. Mさんの紹介

 私の児童相談所問題に対する姿勢は、静岡のMさんと仲間の方から教えて頂いたものです。Mさんは、内海聡医師や南出喜久治弁護士とともに、「児童相談所がおかしくなっている」と、世の中に問題提起した方です。児童相談所問題で検索して、ユーチューブなどでご覧になった方も多いと思います。

 

 児童相談所の問題が広く知られるきっかけになった本、内海聡著「児童相談所の怖い話」は、彼らからの情報提供により書かれました。紙の本は三五館が倒産して廃刊になりました。現在は電子書籍で販売されています。

 

児童相談所の怖い話-表紙画像

「児童相談所の怖い話」内海聡著(Amazon.co.jpへリンク)

 

 Mさんは、学校とのトラブルから、児童相談所に嘘の虐待通告をされ、子供を保護されました。南出弁護士とともに、児童相談所に対して裁判を起こしました。裁判は敗訴し、子供は戻ってきませんでした。

 

 現在、彼は児童相談所問題の活動はしていません。彼に協力してもらっているとか、彼が亡くなっているとか、嘘を言わないで下さい。

 

2. 児童相談所は必要だが見直しが必要

Mさんから教えて頂いた基本です。

 

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『児童相談所は子供の幸せの為に必要です。しかし、いろいろな問題が起きています。法制度や運用の見直し(改善)が必要です。』

 

 親に問題がないのに子供が保護される事案(誤認保護、冤罪)が多数起きています。児童相談所が子供を保護する際には、証拠も令状も必要ありません。間違った保護が起こりやすくなっています。

 

 虐待があったかどうか、家庭を調査する為には、(刑事のような)捜査能力が必要です。虐待親や嘘つき親に騙されず、虐待を見つける為には、捜査能力のある警察の協力が必要です。児童相談所の調査部門を分離し、警察へ移管する事も考えてほしいです。

 

 福祉部門と言うのは、いろいろな問題を抱えた人や家庭を相手にする為、非常に難しい職種で、有能な人が必要です。しかし、公務員の人事制度により、福祉に適性のない人や、きちんと仕事をしない人が、児童相談所に配属されます。その為、重要な判断で、間違いやすいのです。

 

 児童相談所が、子供の保護や施設入所で間違った判断をしても、見直しは行われません。

 

 法制度や運用に問題があります。政治家や官僚は、児童相談所の問題を知っていても、知らん顔をしています。児童相談所も、不祥事を隠ぺいして、自分達に都合の良い事しか言いません。

 

 活動の目的は、「児童相談所の実態を世の中の人に知ってもらい、見直し(改善)につなげたい」です。

 

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 これが、教えていただいた主旨です。最初の赤字にした文章が、基本方針です。このサイトやブログにおいて、児童相談所に関するページに書いています。

 

 彼は、児童相談所に子供を保護されてから、子供と面会も手紙も電話も一切許されませんでした。それでも「児童相談所は必要である。ただし、法制度や運用に問題がある。見直しが必要である」と主張していました。

 

 実際に、何か所か児童相談所の名前を出して、『子供を保護した後すぐに調査を行ない、家庭に問題がない場合は、1週間程度で子供を返している、きちんと仕事をしている児童相談所もある』と紹介していました。「社会を良くする為にどうするべきか?」を考えられる方でした。

 

 なお、私は子供を保護された親(当事者)ではないので、冷静に話を聞けました。その為、当事者同士の場合とはニュアンスが違うかもしれません。

 

 

3. 子供が保護された場合、親に問題がある事が多い

 Mさんは、児童相談所に子供を保護された親からの相談に応じていました。全国からで、何年間もですから、数百件にもなったそうです。その経験から、繰り返し、貴重な忠告を頂きました。

 

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 相談してくる親は、「悪い事は何もしていないのに、児童相談所に子供を拉致された」とか、「学校の嫌がらせで児童相談所に虐待通告をされ、子供を奪われた」などと、冤罪を主張してきます。しかし、本当は、親の問題で子供が保護された事案が多かったです(児童相談所の保護が正しい)。

 

 彼らは自称被害者(虐待親・嘘つき親)です。彼らを支援してはいけません。彼らと関わると、騙されたり、利用されたり、迷惑を被るだけなので、関わってはいけません。彼らのせいで、児童相談所問題の活動から離れていった人も多いです。

 

 子供を保護された親は、都合の悪い事は絶対に話しません。児童相談所は、保護理由や調査内容を公表しません、私たちが尋ねても教えてくれません。時間をさかのぼれないので、保護される前の家庭状況はわかりません。一般の私たちには捜査権がないので、家庭の状況を調べる事もできません。つまり、私たちには、正当な保護なのか、誤認保護(冤罪)なのか、まったくわかりません。

 

 親から相談を受けて、いろいろ話をすると、言う事がおかしかったり、辻褄があわなかったり、大事な事をごまかしたりした事から、虐待親だと気づく事も多かったです。

 

 彼らのような自称被害者(虐待親・嘘つき親)が騒いでいるせいで、児童相談所の問題が世の中に広まりません。彼らを支援してはいけません。彼らと関わってはいけません。

 

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 彼は、海上保安庁の捜査部門にいた方ですから、嘘、ごまかし、隠ぺいなどを見抜く能力にも優れていたはずです。人を見る目もあったと思います。それゆえに、虐待親を見抜くことができ、児童相談所に捜査能力が必要だと考えたのでしょう。

 

(注)

 児童相談所問題の会合では、学校、病院、創価学会、離婚相手から、嫌がらせ(嘘)の虐待通告をされて、子供を失ったと言う話は、珍しくありません。立川市でも「財務80万じゃ子供を失っても文句言えないよな!」に書いたように、創価学会の内部粛清で、嘘の虐待通告で子供と二度と会えなくなった事案があったそうです。私と協力者も、共済会立川病院の性犯罪や裏稼業を暴こうとした事から、「病院からの通告なら一発で保護されるぞ、おまえにもやってやろうか」と、恫喝された事があります。

 

 

4. 裁判か交渉か

 Mさんは、自称被害者(虐待親・嘘つき親など)を厳しく非難し、活動から排除していました。その考え方は、私も同じです。ここに書くのは、子供を保護されるほどの問題がない親(冤罪)の場合です。

 

 Mさんは、南出喜久治弁護士とともに、児童相談所に裁判を起こしました。児童相談所の子供を保護された、他の親(冤罪)にも、「児童相談所に子供を保護されたら、争うか、泣き寝入りか、どちらかしかない、裁判を起こして闘いましょう」と勧めたようです。

 

「争う」とは、児童相談所に対して、「自分たちは虐待をしていない、すぐに子供を返しなさい」と、冤罪を主張して、児童相談所と争う(敵対する)事です。世の中に児童相談所の問題を広め、支援者を増やし、子供を取り戻す事と併せて、児童相談所の見直し(改善)を進めようという考え方です。児童相談所の見直しを進めなければ、自分達と同じように冤罪で子供を保護される親が次々と出てしまいますから。

 

「泣き寝入り」とは、冤罪を主張しないで虐待を認め、児童相談所の指導に従い、子供を家庭に戻してもらう事です。もし、児童相談所問題の活動をするなら、子供が家庭に戻ってきてから行なうか、子供が成人して児童相談所との関りがなくなってから行なう、という考え方です。

 

 争うか、泣き寝入りか、どちらを選んだとしても、その中で、柔軟に交渉していくか、親の主張を出していくか、いくつもの選択肢があります。

 

 

 Mさんは、冤罪を主張して争う方を選びました。が、私の考えは違います。

 

「一日でも早く、子供を家庭に戻す事」が最優先だと考えます。この世で一番大切な子供の為なら、虐待親の汚名を着せられても、児童相談所に理不尽な対応をされたとしても、我慢できるはずです。

 

 なぜなら、保護されて月日が経つほど、子供の心の中にある親子関係が壊れていきますし、しつけや生活習慣も施設に合わせて変わっていきます。例えば、何年間も親と会わずに施設で育った子供は、保護解除になって家に戻っても、家族に戻れなくなっています。その場合、親が児童相談所に頼んで、子供を児童相談所(施設)に引き取ってもらう事も珍しくないそうです。子供を取り戻す為に冤罪を主張して争い、その結果、家族ではなくなってしまうのです。

 

 実際、Mさんと協力していた親でも、泣き寝入りを選んだ親は短期間で子供が戻ってきた事が多かったようです。彼らは、「子供を取り戻す事が一番大切だ」、そして、「本当の苦労は、子供が戻ってきてから、親子関係を作り直す事だった」と話しています。

 

 

5. 南出喜久治弁護士のスタンス

 南出弁護士が引き受ける場合は、完璧な冤罪で、児童相談所が悪い場合に限られると思っていませんか?。会合では、問題を抱えた親(虐待親・嘘つき親など)ほど、この思い込みが強いように感じました。

 

 南出弁護士は、親の問題で子供が保護された事案だとわかっていながら、引き受ける事もあったでしょう。

例えば、

・児童相談所の手続きにも問題があり、児童相談所側の問題を正してもらう。

・児童相談所の問題を世の中に広める為に、何か戦略的な考えがあった。

 

 親の問題を知りながら依頼を断れなかった事や、引き受けた後に親の問題がわかった事も、あったかもしれません。

例えば、

・南出弁護士が断れないような相手を通して依頼をする。

・簡単に断れない状況を利用して依頼する。

 

 はっきり書きませんが、人間社会にはいろいろなしがらみがあります、常識的な人ならわかりますよね。

 

 

 児童相談所問題は、「子供の保護が正しかったか、間違いだったか」という問題だけではありません。保護された子供が暮らしている一時保護所や児童養護施設にも、いろいろな問題があり、見直し(改善)が必要です。

 

 まずい食事、汚れたり破けてる下着や服を与えられる、外出禁止で学校にも塾にもコンビニにも行かれない、勉強する事ができない、職員や他の子供との関係、子供への向精神薬の投与などがあります。下着や勉強道具は、一時保護所に持ち込みや差し入れが禁止されているので、施設にあるものしか使えません。

 

 例えば、南出弁護士が、虐待親の事案を引き受けたとします。

 

「子供の保護は冤罪だ。子供を返せ」とは主張できません。

 

「一時保護所で、虐待を受けて心が弱っている子供が、心理的なフォローも一切なく、職員や粗暴な子供におびえている、何の為に子供を保護したのか?」と、取り上げる事はできます。

 

「中学生だから勉強をしなければならない。子供自身も勉強熱心で、塾にも通い、成績も非常に良かった。しかし、今まで使っていた教科書や勉強道具の差し入れ(持ち込み)は一切禁止されている。一時保護所に閉じ込められ、学校にも塾にも全く行かれない。風邪やインフルエンザのように1週間程度ならともかく、1カ月~2カ月もそんな状況に閉じ込めて、子供の為になるのか?」と、取り上げる事はできます。

 

 そうすれば、一時保護所の改善につなげられます。それが戦略的な考えです。